インディバボディ

なぜ『冷え』が不調に繋がるのか？それは体温が低い＝冷えていることによって体のすべての機能＝代謝が落ちるため。
私達の身体＝生命は食べたものを栄養として体の中で代謝＝化学変化をさせて生きることを続けています。
体の中で行われる代謝がスムーズに活動する体温は37度。この条件は全ての人に共通でありこの条件から離れることによって、すべての臓器・すべての細胞の活動＝代謝が滞り、体全体の免疫が落ちるためさまざまな不調に繋がることになります。

女性は男性より筋肉量が少ないため体の中で熱をうみだせる量も少なく冷えやすい体質です。冷えの原因はさまざまですが、食事/栄養バランスの乱れ・運動不足など、これらが乱れることによっても、より一層の低体温を引き起こします。ひと昔前では冷え症は冬限定の症状であったにも関わらず、現代社会では地球環境の変化による気温の変化とエアコンの普及などにより女性の体は一年中冷えているという状態にあります。またその状態が長く続くことによってさまざまな不調と共に徐々に女性特有の疾患に繋がっていくことになります。

私達の身体は恒常性という機能をもって維持されています。その恒常性の働きの１つである自律神経は体温調節機能を担っていて私達の体温を一定にたもってくれています。また、自律神経は交感神経・副交感神経とも深く関わり、内分泌系/ホルモンの分泌とも連携しています。この２つが大きく乱れることによって女性特有の疾患＝女性ホルモンと大きく関わる臓器・器官の働きに影響を及ぼします。
具体的な症状としては　生理痛・生理不順・PMS・不妊症・甲状腺機能障害・更年期障害　不定愁訴など

美容面においても冷えが原因で肌がくすむ、美肌の基本28日周期といわれるターンオーバーが滞る、肌荒れ乾燥などなど
良い事は１つもありまえんが、体においても同じです。体が冷えて代謝が滞っているにも関わらず、お顔の肌だけ独立して美しさを保つなんてことは到底不可能。特にお肌の曲がり角を過ぎ本物の女性としての年齢に近づくごとに、あらゆる場面で無理がきかないごまかしがきかない、お肌というより体の機能から見直すことが美容の基本となることを感じてくるのではないでしょうか？